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  • houtostakafumikino

なぜクラック(ひび割れ)は発生するの?原因は?

戸建てのモルタル外壁でよく見かけますよね。モルタル外壁の天敵ともいえるクラック・・・いつの間にかこんなところにクラックが・・・。気が付けばいろんなところに入っていて、クラックを見ると不安ですよね。今回は、なぜクラックができてしまうのか?を、ご説明したいと思います。


■主なクラックが発生する原因


(1)乾燥 

戸建ての外壁にモルタル外壁という種類の外壁があります。そこに使われているモルタルは、水とセメントと砂を練り合わせている材料です。モルタルは練り合わさっている水とセメントが反応して固まります。固まる過程で、水分が蒸発してカラカラになっていくのですが、このときにおこる収縮が原因でクラックが発生します。また、モルタルは水分をよく吸収する材料なので、固まったあとでも雨や湿気を吸い込み、そのときの乾燥収縮でもクラックは発生します。










(2)経年劣化

戸建てに使用されているモルタル外壁は、モルタルのままだと水分をよく吸収してクラックを発生させてしまうので、塗装などをおこない雨や紫外線から守ります。しかし、この塗装も劣化してくるので劣化が進むと雨や紫外線からモルタルを守れなくなってきます。このときに放置すると、雨水や紫外線をモルタルが吸収してしまうので(1)と同様に乾燥収縮や凍結膨張のよる爆裂(モルタルが含んだ水が氷る)でクラックが発生します。











(3)施工不良

材料の練り混ぜ方や配合、下地処理、塗り厚さなどを守っていないとクラックの原因となります。


(4)揺れ

これはどうしようもありませんが、地震などによる揺れで力が加わり耐えきれなくなってクラックが発生します。



以上が主なクラックの原因ですが、施工不良でクラックが発生するのは許せませんよね・・・。揺れによるクラックは防ぎようがありませんが、(1)と(2)が原因のクラックは予防できるので定期的なメンテナンスをしてくださいね。


クラックは幅にもよりますが、クラックから壁内部に侵入した雨水が大切は柱や土台、梁を腐らせてしますので危険な劣化です。また、壁の中に湿気がこもるとカビが大量発生するので、それを好んで食べるダニも同時に大領発生してしまいます。ダニの糞や死骸が空気中に舞うと、喘息やアトピー性皮膚炎などの健康障害も引き起こしてしまうので注意が必要です。


今、建物に入っているクラックが大丈夫なのか見てほしい!だけでも無料で診断しますのでお気軽にお問合せください☆

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