外壁やガードレールに触ると白い粉が付くチョーキングですが、実はそのチョーキングに等級というものが存在します。
なぜその等級が設定してあるかというと、塗料を塗ったあとに不具合が起こらないようにするためです。
要は、チョーキングの状態がひどい(たくさん白い粉が付く)と、塗れない塗料があるんですね。
特に、クリア塗装をする場合は注意が必要です。
では、どのように検査するのかを、ご説明しますね。
まず、チョーキングしている外壁に透明なテープを貼り付けます。
そして、そのテープを剥がすとテープの粘着面に顔料が付着するので、そのテープを黒い板などに張り付けます。
そうすると、どれだけの量の粉がテープに付着しているのか確認できるようになります。
下の写真を参考にしてください。
実際に検査したときのものです。
この時はセロハンテープを使って、携帯電話の画面に貼りました。
このように、黒い物の上に貼るとわかりやすいですね。
そして、この検査結果を等級の見本と照らし合わせて確認します。
今回の検査の写真でいくと、だいたい3等級か4等級なのでクリア塗装はできないという判断ができます。
次回は、チョーキングしているとクリア塗装ができない理由を書きますね。
では、今後とも塗装工房本塗りをよろしくお願いいたします☆
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