外壁塗装、屋根塗装をするときの、塗料の種類や特徴、塗料の選び方に迷われている方はご覧ください。【京田辺市、城陽市、宇治市、精華町、木津川市】
外壁塗装や屋根塗装をするには、適切な塗料(今回は上塗りの塗料のお話しです)を選ぶことがとても重要です。塗料の種類によって耐久性、コスト、機能性が異なりますので、それぞれの特徴を理解したうえで選びましょう。
次回に下塗りについての重要性や選び方も書いていきたいと思います。
1. 塗料の種類と特徴
① アクリル塗料
- 特徴:価格が安く、色が豊富。
- 耐久性:約5~7年
- メリット:安価。豊富な色の調色が可能で発色が良い。
- デメリット:耐久性が低く、汚れやすい。紫外線に弱い。
- 適用箇所:コストを抑えたい場所(雨樋・雨戸など屋根外壁ではない場所)、美観を整える塗装向け。
② ウレタン塗料
- 特徴:価格と耐久性のバランスが取れている。
- 耐久性:約7~10年
- メリット:柔軟性があり綺麗に仕上がる。細かい部分(雨戸や手摺り、雨樋など)の塗装に適している。
- デメリット:シリコン塗料と比較すると耐久性がやや劣る。
- 適用箇所:雨どいや木部、鉄部、コストを抑えつつ耐久性を求める場合。
③ シリコン塗料(現在の主流)
- 特徴:耐久性や耐水性、熱にも強く汚れにくい。価格とのバランスが良い。
- 耐久性:約10~16年
- メリット:耐候性が高く、汚れにくいので美観を長期間保つ。種類が多く選びやすい。
- デメリット:フッ素塗料ほどの耐久性はない。
- 適用箇所:一般住宅の外壁、屋根塗装に最適。マンション外壁にも多く採用されている。
④ フッ素塗料
- 特徴:非常に高い耐久性を持つ高性能塗料。
- 耐久性:約15~25年
- メリット:シリコン塗料以上の性能。ランニングコストが安くなる。次の塗替えの計画の必要がなくなる可能性がでてくる。
- デメリット:初期費用が高くなる。
- 適用箇所:長期間に渡りメンテナンスを不要にしたい一般住宅や高層ビル、工場など。
⑤ 無機塗料
- 特徴:無機成分を含み、フッ素塗料よりも耐久性が高い。硬い。
- 耐久性:約25~30年
- メリット:超高耐候。塗膜が硬く傷にも強い。生涯で塗替えの計画が1回だけで済む。
- デメリット:非常に高価で初期費用が高くなる。200万円を超えることもある。
- 適用箇所:一般住宅からマンション、工場まで耐久性を要する場所、ランニングコストを抑えたい場合など。
⑥ 遮熱・断熱塗料
- 特徴:断熱性や遮熱性により住環境が改善される。電気代が安くなる。
- 耐久性:約15~25年
- メリット:室内の温度上昇、冷え込みを抑え、節電につながる。温度幅が少なくなり、外壁材や屋根材の劣化速度を抑える効果にも期待できる。
- デメリット:一般的な塗料より価格が高い。高い塗装技術が必要になる場合がある。
- 適用箇所:屋根や日当たりの良い外壁。特に西面や南面。
⑦ 伸縮塗料
- 特徴:塗料が伸縮し、外壁のひび割れに追随するので防水性能が非常に高い。
- 耐久性:約15~18年
- メリット:塗装後に発生するひび割れが表面化しにくい。防水性が非常に高い。
- デメリット:一般的な塗料より価格が高い。低気温だと伸縮率が悪くなる。
- 適用箇所:モルタル外壁やALC外壁。波型スレート材など。
2. 塗料の選び方
① 耐久性とコストのバランスを考える
- 予算に応じて、耐久性とコストのバランスを考慮する。
短期間のリフォーム → アクリル・ウレタン塗料
一般的な住宅塗装 → シリコン塗料(コスパ◎)
長期間メンテナンス不要にしたい → フッ素・無機塗料
② 立地条件を考慮する
- 紫外線が強い地域 → フッ素塗料や無機塗料が向いている。
- 気温の高い地域 → 断熱塗料。遮熱塗料。
- 湿気が多い地域 → 防カビ・防藻機能のある塗料を選ぶ。(防カビ防藻の添加剤もある)
- 海沿いの地域 → 溶剤系の塗料を選ぶ。
③ 機能性を重視する
- 省エネを考えたい → 遮熱塗料。断熱塗料
- 汚れにくい塗装をしたい → 低汚染性能の高い塗料。
まとめ
- コスパを求めるなら → シリコン塗料
- 長持ちさせたいなら → フッ素塗料・無機塗料
- 特別な機能を求めるなら → 遮熱・断熱塗料
塗料選びは、耐久性・コスト・用途のバランスを考えながら決めましょう!
わからない時は、塗装専門店に相談しましょう!
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