ジョリパッドを外壁塗装や内壁塗装でおこなう場合の注意点。メリット・デメリットを詳しく解説します。【京田辺市、城陽市、宇治市、精華町、木津川市】

ジョリパッドは、外壁や内装の仕上げ材としてよく使われる塗材で、デザイン性が高く、質感のある仕上がりが魅力です。ただし、施工にはいくつか注意点があり、メリット・デメリットを理解しておくことが重要です。

  1. 下地処理をしっかり行うこと
    • 下地の状態に左右されやすいため、下地は平滑にする。
    • コンクリートには必ずポリマーセメント系下地調整材を使用し、金ごて仕上げにする。
    • 吸水性の高い下地(コンクリートやモルタル)にはシーラー塗布が必要。
    • ボードやサイディングの継ぎ目処理にはクロスや弾性目地処理材が必要。
  2. 施工環境の管理
    • 気温5℃~35℃、湿度85%以上の場合は施工を避ける。
    • 下地は充分に乾燥させ、表面含水率 10%以下、pH10 以下で施工する。
  3. 乾燥時間の確保
    • 夏季で4~12時間以上、冬期で12~18時間以上(仕上げにより変わる)
    • 乾燥中に雨がかかると色むらやひび割れの原因になるので雨養生を行う。
  4. 施工技術が仕上がりに直結
    • コテ・ローラー・吹付けなど、仕上げ方法によって表情が異なる。
    • 塗布量が不足すると色むらやひび割れなどの仕上がりに影響がでる。
    • 経験者による施工が望ましい。
  5. 養生を丁寧に行うこと
    • 吹き付けの場合は塗料が飛散しやすいため、周囲への養生が必要。

  • デザイン性が高い:140以上の色と、100以上のデザインから選べる。
  • 耐久性が高い:紫外線・風雨に強く、15年~20年の耐久性あり。
  • 防藻・防カビ性能あり:外壁向けの製品には防汚機能も付加されているタイプもある。
  • 通気性が良い:モルタル系壁面との相性がよく、透湿性もあるため湿気がこもりにくい。
  • 健康に配慮:ホルムアルデヒドの吸着や分解や、調湿性能を有した製品もある。

  • 施工ムラが出やすい:職人の技量によって仕上がりに差が出る。
  • 下地処理がシビア:適切な下地処理を行わないと、ボードジョイントのつなぎ目がでる。
  • ヒビ割れリスク:下地の動きや経年劣化でクラックが出ることがある。
  • 補修が難しい:部分補修をすると色・模様の違いが目立つ。
  • 初期費用が高め:一般的な塗装材に比べて材料費・施工費がやや高め。

施工は大まかに「下地の清掃→下地処理→下塗り→上塗り(仕上げ)」の4段階です。

  1. 下地の清掃
    ・汚れの確認を行い、高圧洗浄などで上面の汚れを落とす。
  2. 下地処理
    ・十分に乾燥した状態で施工する。
    ・吸い込みの激しい材料の場合は、シーラーを塗る。
    ・目地の処理を行う。(ガラスファイバーテープやJM-200などを目地に詰める)
    ・塗装面の凹凸を無くし、平滑にする。
    ・クラックの補修を行う。
  3. 下塗り
    ・目地下塗り材と同じ配合の材料を前面に塗る。
    ・その他、工法により下塗り方法は異なります。
  4. 上塗り
    ・各施工パターンの手引きにそって仕上げる

ジョリパッドは「質感・模様」が最大の魅力なので、パターン選びは重要です。

ボーダー系:ボーダー状の整然としたパターンが落ち着いた雰囲気を演出。モダンな空間。

クリフ系:無機的でクールな質感。陰影が重厚感を演出。

スクラッチ系:ざっくりと素朴な表情が人気。シーンを問わずオールマイティーなパターン。

ラフ系:職人の手仕事が生み出す、味わい深い造形。塗り壁ならではのアクセントが生まれる。

スプレー系:親しみやすく普遍性の高い吹き付け仕上げ。照明による陰影が美しい。

ソフト系:職人の手仕事が生み出す、しなやかでソフトな意匠。

ローラー系:リズミカルに続く独特の連続模様。深い陰影が表現できる。

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